このビジネス、社会課題を解決する。
2014年新卒入社
自然科学研究科卒 | 初任配属 製造(管理)
多品種大量調理が可能なセントラルキッチンです。365日1日3食異なった献立でお食事を提供できるセントラルキッチンは、原材料の調達・生産を担う人員の確保・献立考案の難易度が非常に高く、実現するには高い壁が存在するため、そう簡単に他社が真似られるものではありません。このセントラルキッチンがあるからこそ、多様化するお客さまのニーズに柔軟に対応できるのです。
社長のブレない軸です。お食事に対する想いもそうですが、社訓にもある「あくことなく可能性に挑戦しよう」の姿勢がとても好きです。お客さまのニーズにいかに応えられるか、だれも真似できない革新的な仕組みをいかにしてつくれるか、現状に満足することなく常に可能性を追求される姿勢には頭が上がりません。商品企画部としては常に高い目標を掲げることになりますが、目標をクリアすることで、介護食日本一に一歩ずつ近づけているのではと思えます。
香りの残る冷凍牛蒡の開発に携わったことです。生鮮の牛蒡を使用することが理想的ですが、牛蒡は土や根がついているので下処理をするのが大変です。また、夏場になると傷みやすく、多品種大量調理には不向きなケースもあります。そこで、安定的に高品質の牛蒡を手軽に使えるために冷凍牛蒡を導入することになりました。しかし、通常の冷凍牛蒡は牛蒡特有の香りが抜けてしまっていて、ナリコマの求める品質ではありませんでした。そこで世の中にないのであれば自分たちでつくってしまおう!と冷凍野菜業者とタッグを組み、香りの残った冷凍牛蒡の開発に取り組み、実現することができました。
「介護食といえばナリコマ」と言われる未来をつくりたいです。もちろんもっと実績を積み重ね、多くのお客さまの信頼を得る必要がありますが、いつかは会社名を言えば何の会社かわかるくらいに知名度を上げたいです。現在、知名度のある大手企業も最初から有名だったわけではなく、必ず下積み時代があったはずです。そう考えれば、私たちナリコマにとっても決して不可能な未来ではないと思っています。
ナリコマのサービスは、少子高齢化による介護業界全体の慢性的な人手不足の解決をしており、商品や献立はそのための「ツール」です。人手不足は深刻化しており、ナリコマでも起こりうる可能性があります。また、お食事に対するニーズも多様化しており、柔軟に応えられる商品づくりが求められています。「いつ誰がどこにいても手軽においしい食事を食べられる仕組み」「全工場の生産効率を上げ、高品質な食事をつくり続けられる仕組み」をつくることで、日本全国の人手不足解消の助けになると考えています。